括弧(かっこ)を使ったプロンプトの強弱調整について

AI画像生成

前回ネガティブプロンプトについて

画像生成の際に入力するプロンプトは、ただ羅列するだけではなく、「強弱をつける」ことができます。
実際に見ていただいた方がわかりやすいと思いますので、さっそく実践してみましょう。
まずは、比較元となるべき女の子を召喚します。
まずはプロンプトから。

best quality, highly detailed, masterpiece, inside, pool, 1girl, solo, wariza, cute, anthro cat, furry, Skirt-style bikini, very long tail, long hair, sideburns, parted bangs, big breast, barefoot, paws

ネガティブプロンプト

worst quality, low quality, ugly, duplicate, mutilated, poorly drawn hands, extra fingers, poorly drawn paws, poorly drawn face, poorly drawn eyes, poorly drawn tail, blurry, bad anatomy, bad proportions, extra limbs, long neck, text

ここで、新たな単語を使用しましたので、ご紹介します。

  • pool
    プールです。屋内の背景を指定しています。
  • wariza
    割座です。キャラクターのポーズを指定するプロンプトです。女の子座り、ぺたんこ座りとも呼ばれるそうです。
  • Skirt-style bikini
    スカートスタイルビキニです。水着の一種です。キャラクターの服装を指定するプロンプトです。
  • very long tail
    長いしっぽは正義です。これまでの「long tail」に、あえて「very」をつけてみました。こういった強調の方法もあります。

この辺の設定はこれまで通りです。ではレッツ生成!

今のところは普通です。

ここで、「 () 」を使った強弱の構文を使用します。
今回は、「しっぽを長くする」「バストを小さくする」を同時に実践してみましょう。

やり方は、まず、プロンプトの中で対象となる単語を「 () 」(かっこ)で囲みます。そして、単語に「 : 」(コロン)を付けます。今回の例では、

  • (very long tail:1.3)
  • (big breast:0.8)

としており、「しっぽの長さを1.3に強め」、「バストの大きさを0.8に弱め」ています(基準は1.0)。単語を「強める」場合は、「1.1」、「1.2」といった「1.0」より大きい値を指定します。上限はありませんが、おおむね「1.4」までが適正と言われているようです。また、単語を「弱める」場合は、「0.9」、「0.8」といった「1.0」より小さい値(小数)を指定します。下限はゼロですが、おおむね「0.8」までが適正と言われているようです。
今回は、「very long tail」を0.3ずつ増やし、「big breast」を0.2ずつ減らしていき、どうなるかを見てみましょう。
では、さっそく生成してみます。

右上の女の子のしっぽが素敵すぎることになっていますが、他の3名はそこまででもありません。
バストサイズは若干小さくなったようです。元がデカすぎただけですが。

それでは、(very long tail:1.6)、(big breast:0.6)と修正し、再度画像を生成します。

左上の女の子のしっぽが作画崩壊しましたが、他の3名は良い感じにしっぽが成長していると思います。
バストサイズは目に見えて変化しました。現実に存在しそうなサイズです。

それでは、(very long tail:1.9)、(big breast:0.4)と修正し、再度画像を生成します。
ちなみに、ずっと同じような画像では面白くないので、「Skirt-style bikini」を「bandeau bikini」(バンドゥビキニ:肩ひもが無いシンプルなビキニ)に変えています。それではレッツ生成!

バストは完全にしぼんでほとんど消滅してしまいました。まな板どころかベニヤ板レベルです。そんな目で見ないでください。
しっぽは今のところいい感じの長さをキープしています。

それでは、(very long tail:2.2)、(big breast:0.2)と修正し、再度画像を生成します。
単語を強める場合、数値が「2.0」を超えると作画崩壊しやすくなるそうです。そろそろ限界かもしれませんが、レッツ生成!

さすがにそろそろカオスなことになってきました。やはり「2.0」を超えると崩壊するという伝承は事実だったようです。バストは完全に消滅してしまいました。生成した女の子たちの視線が恨みがましいものに見えて仕方ありません。マッドサイエンティストになった気分です。
ですが、せっかくマッドサイエンティストになったのですから、最後にちょっとだけ無茶をしてみましょう。

(very long tail:3)、(big breast:0.1)と修正し、再度画像を生成します。
もはやバストはこれ以上小さくなりようがないのでどうでもいいですが、しっぽはどこまで長くできるのか非常に興味があります。
それではレッツ生成!

…さすがに無理があったようです。ごめんなさい。

結論としては、「(very long tail:1.6~1.9)」「(big breast:0.8~0.6)」くらいが丁度いいのかなと感じました。
もちろん、これは個々人の好みの問題なので、一概にどの数値が正しいとは言えませんが。

というわけで、プロンプトの単語を「強める」「弱める」構文でした。
これからは、必要に応じてプロンプトに使用していきます。

以上をもちまして今回の記事を終了とします。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は、「Sampling steps」の設定についてご紹介します。

次回「Sampling steps」について

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