前回品質改善プロンプト「○○ quality、○○ detailed、masterpiece」について
プロンプトには、「こういう要素を入れて描いてほしい」という通常のプロンプトとは別に、「ネガティブプロンプト」というものがあります。
これは、「この要素は入れずに描いてほしい」というもので、プロンプトとは逆で、マイナスの要素を羅列したようなものとなります。これも品質向上には重要なものであり、画像生成の度に同じ内容の汎用的なものをコピペして使用している人が多いのではないでしょうか。
さて、まずはネガティブプロンプトなしで画像を生成してみましょう。プロンプトは以下の通りです。
best quality, highly detailed, masterpiece, white background, 1girl, solo, full body, sitting on stool, cute, anthro cat, furry, sleeveless blouse, skirt, long tail, medium hair, sideburns, parted bangs, big breast, barefoot, paws

ネガティブプロンプトを使用する際は、下の枠に記述します。
また、通常のプロンプトについて、今回初めて使用する単語がありますのでご紹介します。
- white background
その名の通り、真っ白の背景。今回は、キャラクターのみを重点的に見たいので、あえて背景は無しにしました。 - full body
体全体を表示するプロンプト。今回は上半身だけでなく、頭からつま先まで全て見たいのでこの単語を入れました。 - sitting on stool
「スツール(背もたれや腰かけがない椅子)に座っている」という内容。 - cute
可愛いという意味。「kawaii」に変えて使用してみましたが、どのように違うのかは私もよくわかっていません。 - medium hair
中ぐらいの長さの髪型。 - parted bangs
前髪を左右に分けて額を出すプロンプト。動物の種類によっては顔の模様がチャームポイントとなるため、結構重要だと思っています。 - barefoot
はだし。ケモ娘に靴はいりません。なぜなら肉球があるからです。 - paws
肉球。ケモナーの大好物。

まず、ネガティブプロンプト無しで生成した画像がこちらです。次に、ネガティブプロンプト有りで画像を生成してみます。ネガティブプロンプトは以下の通りです。
worst quality, low quality, ugly, duplicate, mutilated, poorly drawn hands, extra fingers, poorly drawn paws, poorly drawn face, poorly drawn eyes, poorly drawn tail, blurry, bad anatomy, bad proportions, extra limbs, long neck, text

単語の意味についてご紹介します。
- worst(low) quality
最悪の(低い)品質。言わずもがな。 - ugly
醜いという意味。こちらも言わずもがな。 - duplicate
重複という意味。同じものが複数生成されることを防ぎます。 - mutilated
切断されたという意味。手足等の欠損を防ぎます。 - poorly drawn hands(paws, face, eyes, tail)
下手に描かれた手(肉球、顔、目、しっぽ)。しっぽを適当に描くなど断じて許せません。 - extra fingers(limbs)
余分な指(手足)。指の本数はAIの描写ミスが特に多い箇所といえます。 - blurry
ぼやけたという意味。ピンボケしたような描写を防ぎます。 - bad anatomy(proportions)
悪い解剖学(比率)。体全体が不自然なバランスになることを防ぎます。 - long neck
長い首。キリンのケモノならこのプロンプトは不要かもしれません。 - text
文字。AIの画像生成ではたまに解読不能な謎の文字が生成されます。

こちらがネガティブプロンプト有りで生成した画像です。
いかがでしょうか。パッと見ではわかりにくいかもしれませんが、目や手足といった細かい部分をよく見れば、不自然さや粗い部分が改善されていると思います。

こちらがネガティブプロンプト無しです。

こちらがネガティブプロンプト有りです。
私の個人的な感覚ですが、かなり改善されていると思います。
ネガティブプロンプトは、毎回画像生成の度に考える必要はないと思います。
大抵の人は自分のコピペ用プロンプトをどっかに保存しているのではないかと勝手に想像しています。
次回以降は、画像生成の際はネガティブプロンプトも入れていきます。
次回の記事は、括弧(カッコ)を使ったプロンプトの強調についてご紹介します。
今回の記事はこれで終了とします。ありがとうございました。


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