「地方公務員」という職業は、世間的には「勝ち組」とみなされているかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
ビルメンの世界では「現場ガチャ」という言葉があるようです。「労働環境は配属先の現場によって大きく左右される」ということのようですが、それはビルメンに限った話ではないと考えています。
公務員、特に基礎自治体の地方公務員は、人員が少ない割には業務が多岐にわたります。
最初に上水道担当に配属された時は、
- 窓口対応・電話対応(これが最優先)
- 経理(複式簿記による企業会計)
- 予算・決算の作成(1年目から一人でやらされました)
- 開栓・閉栓
- 料金徴収
次に住民担当に配属された時は
- 窓口対応・電話対応(これが最優先)
- 住民基本台帳
- 戸籍
- マイナンバー
- 印鑑登録
- パスポート
最後の総務担当に配属された時は
- 窓口対応・電話対応(これが最優先)
- 情報システム
- 庁舎・公用車管理
- 条例規則
- 個人情報保護・情報公開
- 選挙管理委員会
…我ながらよく我慢したものです。
「もう無理」と思い精神的に病み始めた私は、転職を考えました。
ただ、私は思いました。
「公務員って、転職市場での評価、低くね?」と。
当然です。なぜなら、他の世界で何一つ役に立たない無駄な経験を積み重ねてきたからです。
そこで私は考えました。
「給料は高くなくてもいいから、未経験者に寛容で、正社員になりやすくて、安定している業界はないか」と。
そこで、ビルメンという業界を知りました。
「とりあえず、資格を取れば未経験でも正社員で潜り込める」「潜り込んだ後、電験やビル管やエネ管を取得すれば辞めても引く手あまた」という情報を耳にしました。
というわけで、役所に在職中に甲種危険物取扱者・第二種電気工事士・二級ボイラー技士・乙種4類消防設備士、一般毒物劇物取扱責任者等を取得しました。


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